この記事では、上記のような悩みを解決していきます。
フリーランスエンジニアについて知ったとき、「自分もフリーランスエンジニアという働き方ができれば…」と感じたことはありませんか?
フリーランスエンジニアになると、月60〜80万円の単価で仕事を請けられるので、会社員と比較して大幅な収入アップが見込めます。
さらに、フリーランスエンジニアは、客先常駐だけでなくリモートワークも可能で、自分にあった働き方を実現しやすいです。
でも、
- どうすればフリーランスエンジニアになれるんだろう?
- 未経験からでもフリーランスエンジニアになれるのかな?
- フリーランスエンジニアになって、仕事がなくなるリスクはないのかな?
といった不安をお持ちですよね。
そこで、この記事では「未経験からフリーランスエンジニアを目指す手順」を、現役フリーランスエンジニアが紹介していきます。
この記事を書いている僕は、未経験から実務経験を半年ほど積んで、単価55万円で案件を獲得し、フリーランスエンジニアとして独立した経験があります。
わりと早い段階でフリーランス独立できたので、これからフリーランスを目指す方の参考になる情報が提供できるはずです。
Contents
【体験談】未経験からフリーランスエンジニアを目指す手順【22歳で55万円】

結論、未経験からフリーランスエンジニアを目指す手順は、以下のとおりです。
- STEP① : プログラミングの勉強を始める
- STEP② : 正社員エンジニアとして転職する
- STEP③ : 実務経験を積みつつ、自分でも独学する
- STEP④ : フリーランスエージェントを使って独立する
順番に見ていきましょう。
フリーランスエンジニアを目指す手順① : プログラミングの勉強を始める
未経験からフリーランスエンジニアを目指すのであれば、まずは武器となるプログラミングの習得から始めましょう。
当たり前ですが、スキルがなければ正社員エンジニアとして働くことすら難しいです。
勉強する期間は、ざっと3ヶ月。少し短いと感じる方もいるかもしれませんが、これくらい短期集中でやってしまった方が、確実にスキルが身に付きます。
独学 or プログラミングスクール
ちなみに独学で勉強するのか、プログラミングスクールに行って学ぶのかは、どちらでも良いです。
最終的な目的は「フリーランスエンジニアになること」なので、どちらも手段でしかありません。
もはや独学かスクールかで迷っている時間がもったいなく、それなら1秒でも多くコードを書いているべき。
とはいえ、独学かスクールに行くか迷う場合には、フリーランスエンジニアに1ヶ月でも早くなりたいならスクール、そうでなければ独学をおすすめします。
やはり、プログラミングスクールを利用した方が、習得が早いことは間違えないですからね。
https://tech-diary.net/programming-school-recommend/
学ぶべきプログラミング言語
さらに、学ぶべきプログラミング言語についてですが、これまた何でもOKです。
どの言語を学ぼうが、実務経験が1〜2年あれば独立できることに変わりありません。
一般的には、RubyとかPHPがおすすめされています。
現にRubyやPHPといったWeb系でよく使われる言語を学んでおけば、実務経験1〜2年で独立可能です。
ちなみに僕は、Pythonでエンジニアをスタートしました。
Pythonは案件が少ないと言われていますが、実務経験は半年くらいで単価55万円を獲得してフリーランス独立してます。
なので、本当にプログラミング言語は何でもOKです。
ただ、「どんなフリーランスになりたいか」によって、選ぶべきプログラミング言語は変わってくるかと。
自分の目標とマッチする言語を選びたい方は、以下の記事が参考になりますよ。
https://tech-diary.net/freelance-programming/
フリーランスエンジニアを目指す手順② : 正社員エンジニアとして転職する
プログラミングの基礎学習を3ヶ月ほど終えたら、正社員エンジニアを目指して転職活動しましょう。
一般的な話 : Web系でモダンな環境を使っている会社にしよう
エンジニア転職するときの会社選びには、Web系でモダンな技術を使っている会社を選びましょう。
SIerだとWeb業界とは正反対で、フリーランスエンジニアとして活動するためのスキルが身につきにくいです。
なので転職するときは妥協せず、Web系の企業に就職しましょう。
転職するときは、自力で企業を探しても良いし、エージェントを使ってもOKです。
自力で探す : Wantedly
自力で探していくには、Wantedlyがおすすめです。
なぜならWantedlyだと採用にお金がかからないので、「人は欲しいけど、お金はあまりない」って企業が多いからです。
自分で積極的にコンタクトを取る必要がありますが、未経験でも採用可にしている企業がわりとあります。
業界の雰囲気を掴むためにも、のぞいてみると良いですね。
転職エージェントを使う
個人的には、転職エージェントを使うのもアリだと思っています。
以下のような転職エージェントでは、面接対策や履歴書の添削等を丁寧にやってくれるので、はじめての転職でも安心して活動できます。
- リクルートエージェント : 求人数No1で自分に合う企業が見つかる
- マイナビエージェント × IT : IT・Web系に特化 / サポートが丁寧
- レバテックキャリア : IT・Web系に特化 / 営業力が強い
IT業界未経験だと、そもそも業界知識とかもないはずなので、エージェントを使いつつ情報収拾するのも良いかもしれないですね。
各エージェントについて、もっと詳しく知りたい場合には、以下の記事をご覧ください。

フリーランスエンジニアを目指す手順③ : 実務経験を積みつつ、自分でも独学する
晴れてエンジニア転職に成功したら、あとは実務経験を積んでいきましょう。
さらに、それだけではなく、自分で独学を続けていくのも大事です。
ちなみに、僕がフリーランスエンジニアになるまでの1日は、以下の感じでした。
🔽フリーランスエンジニアになるまでの1日
5:30 起床
6:30 ブログ書く
9:00〜17:30 会社
18:30〜20:30 独学
21:00〜22:30 マックで独学
22:30〜23:30 帰宅・シャワー・就寝こんな感じのスケジュールで、正直めちゃくちゃハードだったけど、それくらいにフリーランスエンジニアになりたかった☺️
— はやたす@月70万円フリーランス (@hayatasuuu) December 30, 2019
会社で実務経験を積みつつ、プライベートでも1日3〜4時間ほどプログラミングを勉強していた感じです。
僕の場合は少しハードなスケジュールでしたが、ブログを書いている部分を睡眠にあてれば、1日3〜4時間は確保できるかと。
もし短期でフリーランスエンジニアを目指しているのであれば、これくらいのペースで頑張っていきましょう(`・ω・´)!笑
個人学習でインプット、会社でアウトプットがおすすめ
なお、個人学習はインプットに力を入れて、勉強したことは会社でアウトプットしていきましょう。
個人学習するときは、会社で使うこと勉強するのがおすすめです。
そうすると、会社で「デキるやつ」みたいになるので、さらにレベルの高いことを任せて貰えるようになりますよ。
フリーランスエンジニアを目指す手順④ : フリーランスエージェントを使って独立する
「実務経験 + 独学」を1〜2年続けたら、フリーランス独立できるレベルまで達しています。
フリーランス専門のエージェントを使って案件を紹介してもらい、フリーランス独立に踏み切りましょう。
実際の案件を確認

大手フリーランスエージェントのレバテックフリーランスで案件を見てみると、Ruby on Railsの実務経験1年以上が求めるスキルになっています。
こうやって実際の案件から逆算してみると、フリーランスエンジニアへの独立はそこまで難しくないことが分かりますよね。
ちなみにですが、求めるスキルに達していなくても案件に参画できる可能性があります。
なので実務経験1年に達したら、臆することなくフリーランスエージェントに登録していきましょう。
なお、僕が実際に使っておすすめできるフリーランスエージェントは、下記の記事でまとめています。

フリーランスエンジニアを目指すと、間違えなく悩みます【解決策を紹介】

フリーランスエンジニアを目指していると、おそらく途中で悩むことになるかなと。
同じ悩みに直面する人もいると思うので、解決策を書いておきたいと思います。
会社員エンジニア時代 : 「本当にフリーランスになれるのかな?」
フリーランスエンジニアを目指して会社員をやっていると、「本当にフリーランスになれるのかな?」と不安になってきます。
僕も会社員をやっているときは、毎日不安になっていました。
具体的に抱いていた不安は、以下のとおりです。
- ネット上には実務経験1年でOKって書いてあるけど、本当に1年でフリーランスになれるのかな…?
- いまPythonをやっているけど、フリーランスになるならRubyとかPHPの方が良いんじゃないかな…?
- とはいえ、今から言語を変更すると経験年数がリセットされるし、どうしようか…。
このような不安を抱えており、毎日ネットやYouTubeでフリーランス 1年
とかで検索していました。
でも、実務経験およそ6ヶ月でフリーランスエンジニアになって思うのは、「ネットに書かれていることは本当だし、自分を信じるしかない」ということ。
自分も体験したので、不安になる気持ちは分かるんですけど、本当にフリーランスエンジニアを目指しているなら、心配しないで目の前のことに取り組んでいくのが良いかなって思います。
大学4年生のときにPythonの参考書を3ページくらいで終了した僕が、実務経験6ヶ月くらいでフリーランスになれたので大丈夫です。
自分を信じて、フリーランスエンジニアを目指していきましょう(`・ω・´)!
フリーランス独立前 : 「実務経験が少ないけど、契約解除になったらどうしよう?」
さらに、フリーランスエージェントを使って案件を獲得できたあとも、「契約解除になって仕事がなくなったらどうしよう?」と不安になっていました。
僕の場合だと実務経験が1年もなかったので、かなり不安だったんですよね。案件に参画したあと、すぐ契約解除になったら今後どうしようかと。
でも、いざ案件に参画してみると、そんなに心配しなくても大丈夫だったんですよね。
もちろんスキル面は不足しているんですけど、分からないことがあっても調べたり、素直に聞いたりすれば大丈夫なんです。
それよりも、分からないことがあったら素直に聞けるような人の方が重宝されるなと。
やっぱり、どこまで行っても「ヒト 対 ヒト」なので、スキルが高いことよりもコミュニケーション能力を求められる傾向にあります。
スキルがあるに越したことはないんですけど、現場で必死に頑張っていれば、案件を獲得できている時点で大丈夫です。
案件が続くかどうかなんて、気にせずに挑戦していきましょう。
補足 : 悩みをなくすには、フリーランスエンジニアの知人を探すと良いです
これは「僕がやっておけば良かった」と感じることなのですが、フリーランスエンジニアの知人がいると不安がなくなるのかなと。
このような記事を書いといてなんですが、やっぱりネット上の記事だけだと不安って消えないんですよね。僕がそうだったので。笑
なので、フリーランスエンジニアの知人を探して、直接会って話を聞くのが良いと思います。
僕は「フリーランス」は周りにたくさんいるけど、「フリーランスエンジニア」の知人は、まったくいませんでした。
もし知人にフリーランスエンジニアがいれば、安心してフリーランスを目指せたのかなって思います。
フリーランスを目指す上で不安に感じる方は、ぜひ直接話を聞けるフリーランスエンジニアを探してみてください。
まとめ : 1年間の努力で未経験からフリーランスエンジニアを目指そう
というわけで、未経験からフリーランスエンジニアを目指す手順を紹介してきました。
フリーランスエンジニアになりたい方は、とりあえず1年間努力してみましょう。
1年間あると、本当に人生変わります。
僕はもともと手取り16万円の会社員でしたが、1年間努力し続けて月70万円まで稼げるようになりました。
お金で幸せは買えないけど、世の中の大半のストレスはお金で解決できます。
さらに僕の場合は、お金目的でフリーランスを目指しましたが、今は仕事自体が楽しくて、とても充実した日々を過ごしています。
不満を持ちながら毎日を過ごしているなら、まずは挑戦してみるべき。
フリーランスエンジニア目指して今日から頑張っていきましょう(`・ω・´)!
それでは、この辺で。
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