やっぱりスクール使うべきなのかな…。独学で勉強するなら、おすすめの教材とか学習方法を教えて欲しい!
この記事では、上記のような悩みを解決していきます。
この記事の内容
- Pythonは独学で学べるのか
- Pythonの独学で必要な期間
- Pythonの独学でおすすめの教材
- Pythonを独学で習得するための5ステップ
- Pythonの独学でよくある3つの質問
この記事を書いている僕は、現役のPythonエンジニア。
会社員やプログラミングスクール講師を経て、現在はフリーランスで活動しています。
またYouTubeで無料のPython講義を実施していて、現在では1.5万人名以上の受講者様がいます。

今回はそんな僕が『完全初心者でも習得できるPythonの独学ロードマップ』を丁寧に解説していきます。
今でこそフリーランスとして活動していますが、僕は過去にプログラミングで挫折した経験があります。
だからこそ、この記事を読めば「初心者のよくある疑問」を解決できます。
たとえば、以下のような”ギモン”を持っていませんか?
- Pythonって独学で習得できるのかな?
- Pythonを独学で習得するには、どれくらい勉強したら良いんだろう?
- やっぱりスクールを使わないと、Pythonは習得できないのかな?
このような「プログラミング初心者の悩み」を解決できる記事を作成しました。
この記事を読み終えれば、挫折せずにPythonを習得するための準備が完了します!
テキストを読むのが面倒な場合には、同じ内容を解説したYouTube動画があります。
画面を見なくて大丈夫なようになっているので、ラジオ感覚で聞いてみてください!
そもそもPythonについて知りたい場合
「そもそもPythonっていう言語が、いまいちよく分かってないな…」といった場合には、以下の記事が参考になります。

現役エンジニア × 元スクール講師の経験を元に、Python初心者が知っておくべきことをまとめておきました。
どんなプログラミング言語を学ぼうか悩んでいるなら、「3分で悩みを解決できる」ので、ぜひ読んでみてくださいね!
Contents
Pythonの独学は、基礎レベルなら十分可能です

まずは結論から。
Pythonは「基礎レベル」であれば十分に独学できます。
Pythonは習得しやすいプログラミング言語
なぜ独学できるのかといえば、Pythonは非常に習得しやすい言語だからです。
習得しやすい理由としては、プログラミング言語の中でも、Pythonが比較的カンタンだからと言えます。
実際に、Pythonのコードを見てみると分かりやすいです。
以下に数字の0〜9を出力するプログラムを書いてみました。
for i in range(10):
print(i)
上記のように、Pythonでは2行でコードを記述できます。
それに対し、プログラミング言語Goを使って書いた場合が下記のとおりです。
package main
import "fmt"
func main() {
for i := 0; i < 11; i++ {
fmt.Println(i)
}
}
体裁を整えるために改行していますが、Pythonと同じことをGo言語でやろうとすると、9行のコードが必要になります。
それに、どちらの方が直観的に分かりやすいかと言われると、、、やはりPythonだと思います。
上記の例で分かるとおり、Pythonは直感的に分かりやすい部分も多く、プログラミング初心者でも習得しやすいと言えます。
Pythonの発展的な内容は、独学が難しくなる
Pythonの基礎レベルは習得がカンタンですが、発展的な内容を学習するときには独学が難しくなります。
ここで注意したいのが、「基礎レベルの習得より難しくなる」ということで、まったく独学できないわけではないです。
Pythonを学習するとなると、最終的な目標を以下のように設定している人が多いはず。
- Pythonを使って、AIを開発する
- Pythonを使って、データサイエンスを学ぶ
- Pythonを使って、アプリを開発する
上記のように、「Python × AI」とか「Python × Webアプリ」となると、独学の難易度が高くなります。
独学の難易度が高くなる理由は、Pythonのコードが複雑になるのも1つですが、他に学習することが増えるのが最も大きな原因です。
たとえば、Pythonを使ってデータサイエンスを学ぶ場合、以下のような周辺知識を学習する必要があります。
- 統計学の知識
- 機械学習の知識
- データ処理ライブラリ(Pandas)の習得
統計学に関しては、そもそもPythonと関係ない部分です。
Python自体の習得は難しくないけど、Python応用まで学習すると難しくなるというのが正しい理解ですね。
Pythonの基礎レベルは、十分に独学可能です
データサイエンスとかWebアプリの開発など、Pythonを使った応用分野の習得は少し難易度が上がります。
でもPythonの基礎レベルであれば、十分に独学が可能です。
また、Pythonの基礎をおさえておくと、以下のようなことができるようになります。
- Excelの自動操作
- FXの自動売買
- メールの自動送信
Excelの自動操作なんかは、いま働いている職場でも使えそうですよね。
このように、Pythonは基礎レベルであっても十分に習得するメリットがあります。
これからの時代を見据えると、間違えなくプログラミングは必須になります。
小学生でも習い始めてるくらいなので、AI時代で仕事を奪われないためにも、今のうちから勉強しておくのがベストです。
Pythonの独学に必要な時間・期間

Pythonの独学で必要になる時間は、約120時間だと言えます。
プログラミングスクール各社と、僕自身の経験を元に計算してみました。
- TechAcademy(テックアカデミー) : 80〜160時間
- TECH : CAMP(テックキャンプ) : 100時間
- 自分が独学したとき : 125時間
上記をすべて均したら、だいたい120時間は必要になる計算です。
社会人で会社勤めの場合、平日1時間・休日3時間の勉強をすると、だいたい3ヶ月の独学期間になりますね。
Pythonの独学でおすすめの教材

ここまで読むと「Pythonの基礎レベルは独学できることが分かったけど、何を使って勉強したら良いんだろう…」と気になりますよね。
僕が独学のときに役立ったものや、今も活用していてオススメの教材を紹介していきます。
Python独学のおすすめ教材① : Progate
Progateはプログラミング初心者に、最も使われている教材です。

»参考 : Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]
スライド形式で学習して、すぐにコードを入力できるので、初心者でも取り組みやすいですね。
ちなみに、僕はPythonの環境構築ができなくて挫折した経験があります。環境構築って、初心者にとって難しいんですよね。
でもProgateであれば、インターネットさえあれば学習を開始できます。
僕も環境構築できなくて最初に使った学習教材がProgateでした。とにかくプログラミングを体験したい場合には、Progateで入門しましょう。
Python独学のおすすめ教材② : Udemy
実践的な内容を学ぶなら、Udemyがおすすめです。
Udemyは動画で学習できるサービス。動きを確認しながら学習できるので、初心者でも挫折しづらいのが特徴です。
さらに、Udemyでは各コースを担当する講師に、分からない部分を質問できます。
Progateだと質問する機能はないので、スクール感覚で独学をしていきたいならUdemyが良いですね。
なお僕自身、フリーランスになった今でもUdemyでPythonを勉強しています。
というのも、Udemyで学べる内容は実践的なものが多いです。ゆえに、エンジニア転職を目指す人に愛用されています。
Udemyのデメリットをあえて書くなら、講座の数が多く選ぶのに苦労することですね。
でも、僕が受講して役に立ったコースを、以下の記事でまとめておきました。

挫折しないでPythonを習得したいと思ったら、ぜひ参考にしてみてください。
※あとで紹介する独学の手順でも、Udemyの教材をおすすめします。
Python独学のおすすめ教材③ : YouTube
完全無料でPythonを学習するなら、YouTubeがおすすめです。
手前味噌ですが、僕自身「Pythonのすべてを学べる」がコンセプトのYouTubeチャンネルを運営しています。

僕のチャンネルでは、Pythonの基礎やExcelの自動操作を、完全無料で学習できるようになっています。
「まずは無料で始めてみたいな…」とか、「YouTuberを観る感覚で勉強できるの良さそうだな」と感じたら、ぜひ使ってみてください。
Python独学のおすすめ教材④ : 本・書籍
鉄板の学習方法ですが、本や書籍を使うのもアリです。
ただし、本を使って学習をする場合には、以下の点に注意しておきましょう。
- 教材選びで時間をかけすぎない
- サンプルコードが動かないことがある
Pythonは人気なプログラミング言語です。それゆえ、書店に行くと大量の本が置いてあります。
Pythonを勉強するのに、本選びで時間を使うのは本末転倒です。本を使って勉強するときは、ドツボにハマりすぎないようにしましょう。
また、本に書かれているサンプルコードが動かないことがあります。
Pythonに限らず、すべてのプログラミング言語は、iPhoneのようにアップデートが繰り返されています。
でも紙の本は中身のアップデートが不可能ですよね。つまり、内容が古くなって、コードも実行できなくなります。
本を使う場合には、自分で調べて問題解決する必要が出てきます。
初心者のうちは挫折する原因になるので、本を使うなら自己解決できる自信がある人だけにしましょう。
一応Pythonの学習でおすすめの本・書籍は、以下の記事にまとめています。

基本的に、動画を使った勉強がおすすめです
僕はプログラミング初心者なら、動画を使って学習するのが一番良いと思っています。
動きを確認しながら学習できますし、ちゃんと動くコードを実行できるからです。
僕もPythonを学習し始めたとき、本を使って独学しようとしました。でも、Pythonの環境構築が上手くいかず、撃沈しました。笑
動画なら1つ1つの画面を確認しながら勉強できるので、挫折する確率がグンと低くなります。
最終的に本を使うのは良いですが、まずは動画で独学を始めてみるのがベストですよ!
Pythonを独学で習得するための5ステップ

Pythonを独学で習得する具体的な手順は、以下のとおりです。
- STEP① : Pythonで何ができるのか把握する
- STEP② : PCを購入する
- STEP③ : ProgateかYouTubeで、Pythonの基礎を学習する
- STEP④ : Pythonの練習問題を解く
- STEP⑤ : 優良な動画教材で、より深くPythonを学ぶ
- STEP⑥ : Pythonを使った応用分野を学んでみる
順番に見ていきましょう!
独学の手順① : Pythonで何ができるのか把握する
Pythonは、これ1つで色々なことができるプログラミング言語です。
まずは、Pythonを使って何ができるのか把握しておきましょう。
Pythonでできること7つ
- AI / 機械学習
- データサイエンス / データ分析
- Webアプリ開発
- スクレイピング
- Excel操作の自動化
- ゲーム開発
- ブロックチェーン開発
基本的には、機械学習とかデータサイエンスでよく使われている言語になります。
≫参考 : 【保存版】Python初心者に必要な19個の知識まとめ【これだけでOK】
Pythonはできることがたくさんあるので、独学するときは目標をザックリ決めておくと良いです。
「Pythonを習得して、機械学習を勉強したいな〜」などですね。
全部を学ぼうとすると、いくら時間があっても足りなくなってしまいますし、やることが多すぎて挫折する確率も高くなります。
色々な分野に興味があっても、まずは1つのジャンルだけ。たとえば、機械学習だけ勉強するようにしましょう。
独学の手順② : PCを購入する
最近だとスマホを使ってプログラミング学習できます。
でも、現実的に考えて、スマホでコードを書いているエンジニアはいません。
物理的にはスマホでも問題ないですが、せっかくプログラミング学習するならPCを使っていきましょう。
なお「Pythonを勉強するには、どれくらいのスペックがあると良いですか?」とよく聞かれます。
スペックに関しては、3万円とか安いパソコンで十分です。
というのも、仮にPCのスペックが低くても、Google Colaboratoryというサービスを使えば解決できます。
インターネットさえ使えればPythonを勉強できるので、高いパソコンを買う必要はないですよ!
なお、Google Colaboratoryの詳しい解説は、以下の記事で紹介しています。

余談 : Macbookをお得に購入する方法
かなり余談ですが、楽天Rebatesを使うとMacbookがお得に購入できます。
楽天Rebatesを経由して買い物すると、ポイント付与される仕組みです。

Apple公式ストアだと、1%
のポイントバックが受けられる仕組みになっています。
Macbookは、一番低いスペックでも結構な値段します。
1%のポイント付与でも、わりと楽天ポイントが貯まりますよ(`・ω・´)!
独学の手順③ : ProgateかYouTubeで、Pythonの基礎を学習する
PCの準備まで完了したら、ProgateかYouTubeを使ってPythonの基礎を学習しましょう。
どちらを選ぶかは、個人の好みによると思います。ただ、目安があるとすると、以下のとおりです。
順番に解説します。
Progateを使って学習する場合
ProgateのPythonコースは、全5レッスンあります。
- Python I (無料はここまで)
- Python II
- Python III
- Python IV
- Python V
上記5つのレッスンを、すべて学習していくイメージです。
※なお、Progateは月額1,000円くらい必要になります。PythonコースはII〜Vが有料です。
Progate学習の進め方
- 1週目 : 言われたとおりにプログラムを書きつつ勉強(10〜20%理解)
→おそらく、全然分からないはず。でも、今は気にせず進んで大丈夫です。そのまま進めましょう。
- 2週目 : 言われたとおりにプログラムを書きつつ勉強(50%理解)
→おそらく、1週目より分かることが多くなってくるはず。でも、オブジェクト指向は意味不明という状況。もちろん、問題ないです。
- 3週目 : 言われたとおりにプログラムを書きつつ勉強(70%理解)
→全体の7割くらい分かるようになるけど、オブジェクト指向は微妙に分からない。でも、問題ないです。
このような流れで、学習を進めていきます。
なお途中で書いていますが、オブジェクト指向については、いま理解しなくてもOKです。
もちろん理解できるに越したことはないのですが、Progateで解説されているクラスとメソッドの命名が分かりづらいと思います。
なので、「Progateを完ペキに理解していないとダメなんだ〜」とか気負わずに学習していきましょう。
学習のコツは「完ペキを目指さないこと」です。完ペキに理解しようとすると、挫折する原因になります。
Facebookを創ったマークザッカーバーグも言っています。Done is better than perfect.(完璧よりも完了)
ですよ。
YouTubeを使って学習する場合
YouTubeで勉強する場合には、動画を見ながら手を動かして学習していきましょう。
僕のYouTubeチャンネルでは、勉強しやすいようにソースコードも無料で配布しています。なので、あとは動画を見ながら一緒にコードを書いてみて欲しいです。
できるだけ分かりやすく解説するよう心がけていて、実際に視聴者さんから「有料教材よりも遥かに分かりやすい」とコメントいただけました。

なので、完全無料で挫折せずにPythonを勉強したい人は、ぜひ使ってみてください。
Progateだと分かりづらかった「クラス」や「メソッド」の部分も、しっかり解説しています。
独学の手順④ : Pythonの練習問題を解く
基礎文法をなんとなく把握したところで、練習問題を解いてみましょう。
インプットするだけだと、せっかく勉強したことをすぐに忘れてしまいます。それだと勿体無いので、アウトプットも一緒にやりましょう。
Pythonの練習問題を解くなら、以下の2パターンあります。
練習問題① : Webサイトを使う
Webサイトを活用してPythonの練習問題を解くなら、Python3 練習問題がおすすめです。

このサイトに、Pythonの練習問題が全18問あります。
これらの問題を、すべて解いてみましょう。しっかり答えも付いています。
練習問題を解くときの注意点
- ①まずは、問題文のとおりに解いてください
- ②その次に、自分で工夫を付け足してください
- ③文法で忘れてしまった部分は、ググって解決しましょう
上記が注意点になります。
②自分で工夫を付け足す
が、少し難しいかもしれません。でも、これが出来るとプログラミングスキルが爆速で身につきます。
少し具体例を出すと、練習問題2であれば以下のような工夫を加えて欲しいです。
練習問題2 : キーボードから英語と算数の成績を入力し、入力された得点とともに、得点の合計と平均を計算して表示するプログラムを作成せよ。
テストクラスを用意して…
- 合計を計算するメソッド
- 平均を計算するメソッド
上記のように、クラスとメソッドを使う形にアレンジしていきます。
つまり、独学の手順③ : ProgateかYouTubeで、Pythonの基礎を学習する
でスルーした、オブジェクト指向を使ってみて欲しいです。
もちろん簡単なことではないですが、自分なりにアレンジを加えられるようになると、かなりスキルアップします。
練習問題② : 演習問題集を活用する
こちらは、僕が書いたAmazon Kindle本です。

全部で100問を収録しており、かなり手応えのある問題集に仕上げました。
これ一冊を解けるようになったら、かなりレベルアップできます!
発売から1ヶ月も経っていませんが、多くのPython学習者に使っていただけています。
問50まで終了。リスト関係25問はキツかった。
リストの扱い方はappend()しか知らなかったのでinsert()やremove()は勉強になった。
携帯電話の番号は正規表現に頼る癖がついていて、スライスとか気づかなかった。
残り半分。大変だけどとても面白い。#エンジニアと繋がりたい https://t.co/KD8dKMT5cK
— toshikawa (@toshikawa) January 5, 2021
はやたすさんのpython問題集めちゃいい!
最初の10問解いたところだけど、今までpaizaのスキルチェックでこねくり回して書いていたコードのスマートな書き方がわかって、一問解いて回答を見るたびに感動してる。 https://t.co/8az4qjQPgQ
— サカキ (@hisui0) January 5, 2021
https://twitter.com/morifff/status/1347494142062981122
こちらは定価500円ほどで販売もしていますが、Amazon Kindle Unlimitedを活用すれば無料で読めます。
※2021年4月で定価6.99ドルになりましたm(_ _)m
Amazon Kindle Unlimited自体も、30日間の無料体験が可能です。
なので、まずは無料で使ってみることをおすすめします!
独学の手順⑤ : 優良な動画教材で、より深くPythonを学ぶ
ここまで勉強してきたら、次は初級者〜中級者まで使っていけるPython教材で学習していきましょう。
最強のPython教材

»参考 : 現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル
こちらのUdemy講義が、僕の知っている中で最強のPython教材です。
Progateと比較すると内容の濃さは5〜10倍ほど。Pythonをマスターしたいなら必修科目だと思っています。
ちなみに、この動画で講義しているのは現役シリコンバレーエンジニア。かなりハイスペックな人から、1,200〜1,600円でPythonを教えてもらえるイメージです。
※通常価格は24,000円ですが、Udemyは初回利用1,200〜1,600円でお得に購入できます。
本より安く購入できて、教材の質は最高。Pythonを独学するなら、使わない手はないです。
独学の手順⑥ : Pythonを使った応用分野を学んでみる
Pythonの基礎固めができたら、応用分野にもチャレンジしましょう。
Pythonを勉強する目的は、自動化やAI・データサイエンスなど、何かに活用したいからですよね。
基礎だけ学んでも、活用しないともったいないです。
とはいえ「とりあえずPythonを勉強してみたけど、何をしようか決まってないな…」という人もいるはず。
脱Python初心者するなら、以下の内容を追加で勉強してみるのがおすすめです。
- スクレイピング : Web上の情報を自動で取得する技術
- Excel自動化 : ExcelファイルをPythonで操作する技術
- データサイエンス : データと機械学習を使って課題解決する技術
上記の3つは、Python初心者でも取り組みやすいものを選びました。
Pythonは、他にもWebアプリ開発やディープラーニングの実装もできます。でも初心者のうちに取り組むには、少し難しいかなと。
まずは取り組みやすいものから学習して、慣れてきたら他の分野も勉強しましょう。
なお、先ほど紹介した3つの分野は、僕のYouTubeチャンネルで無料講義しています。
よかったら参考にしてみてください!
Pythonの独学でよくある3つの質問
YouTubeやTwitterで、以下のような質問をいただきます。
- WindowsとMacは、どちらが良いですか?
- AIやデータサイエンスを学ぶなら、スクールを使うべきですか?
- YouTubeとProgate、両方とも学習するべきですか?
同じことが気になっているかもしれないので、このタイミングで回答していきますね!
よくある質問① : WindowsとMacは、どちらが良いですか?
Pythonを学習するなら、WindowsとMacのどちらでも大丈夫です。
ただ、Pythonについて検索すると、Macが使われているケースが多いはず。
なぜかというと、Pythonという言語がメガベンチャー、スタートアップで使われているからです。ざっくりいえば、メルカリやYahoo!など、イケてる企業で使われています。
こういった有名なWeb系の企業は、Macで仕事していますので、必然的にPythonに関する情報はMacが多くなってきます。
でも勉強するときは、Windowsで動作に問題はありません。
さらにいうと、WindowsとMacに優劣もありません。
僕はモチベーションをあげるためにMacを選びました。Macのほうがカッコイイでしょ!ってノリですね。笑
もしメルカリやYahoo!、その他のスタートアップ企業への転職を考えていないなら、Windowsのパソコンで、まったく問題ありません!
よくある質問② : AIやデータサイエンスを学ぶなら、スクールを使うべきですか?
結論、AIやデータサイエンスは独学でも学べるので、スクールを使わなくても大丈夫です。
最近だと分かりやすい書籍や教材が、たくさん出版されています。
ただし、AIやデータサイエンスは、いうまでもなく難しいです。Pythonだけではなく、数学の知識や機械学習の知識を身につける必要があります。
さらに、学習する手順を間違えると、難しすぎて挫折する可能性もあります。
「どの教材をどの手順で学習するか」は、判断するのが難しいです。
なので、僕の方で使うべき教材と、具体的な学習手順をまとめておきました。
挫折せずに完全独学で習得できるよう作成しました。
このロードマップを使って勉強したら「インターンへの参加が決まった」とご報告いただけました。
実務で通用するレベルまで習得できるので、キャリアアップを考えている方はぜひチェックしてみてくださいね。


よくある質問③ : YouTubeとProgate、両方とも学習するべきですか?
結論、YouTubeだけ勉強すればOKです。
その理由は僕のYouTubeで取り扱っている内容が、Progateよりも多いからです。
それでいて無料で使えるので「Progateで月額980円を払う必要はない」と考えています。
ただし、もちろん自分にあった勉強方法を採用するのが大事です。動画で学習するのがあってない人もいると思うし、僕の声を生理的に受け付けない人もいるはずです。(悲しいですが)
なので、まずはYouTubeを使って無料で勉強してみて「動画が自分に合わないな…」と感じたらProgateを使っていきましょう。
まとめ : 未経験から独学で、Pythonの習得は可能です
ここまでロードマップを完走すれば、あとは自分でググりながら実装するスキルが身に付いているはず。
たとえば、Pythonからデータベースのアクセスは、調べれば実装できるはずです。
もしPythonを独学していて、途中で挫折しそうになったら、プログラミングスクールを使うのもアリだと思っています。
挫折して辞めてしまうのと、お金を払ってでもスキルを身に付けること。
これらを天秤にかけたとき、挫折して辞めてしまうのはもったいないと感じた次第です。
しかも、TechAcademyならオンライン完結で「無料体験」を実施していますからね。
いきなりお金を払う必要もないので、挫折するくらいなら無料で使ってみるべきです。
1番もったいないのは、何もせずに終わってしまうこと。
せっかくプログラミングに興味を持ったなら、まずは1ヶ月だけでもチャレンジしてみましょう。
僕は大げさではなく、プログラミングを学んで人生が変わりました。
この記事を読んでくださった方にも、一度きりの人生を楽しんで欲しいと思います(`・ω・´)!