こんにちは、はやたす(@hayatasuuu )です。
今回は「Pythonを使った副業でどれくらいのスキルレベルが必要なのか」について話していきたいと思います。
というのも、以下の質問をいただきました。
コメント失礼します。はやたす先生のYouTubeでPython勉強しており、ありがとうございます。相談ですが、実績を積む為、副業にチャレンジしようと思いますが、自信がありません。請け負った後、希望に添えるか心配です。はやたす先生が考える副業できるレベルはどこまでのレベルでしょうか?例えば、スクレイピング、データ解析の場合と教えて頂きたいので宜しくお願いします。
LINE公式アカウントより (原文ママ)
要約すると、今回の質問はこんな感じです。
- 質問してくださった方 : 僕のYouTubeでPythonを勉強している
- 悩んでいること : 副業に挑戦したいけど希望に添えるか自信がない
- 質問したいこと : 僕が考える副業ができるレベルを教えて欲しい
さらに「副業できるレベル」について、スクレイピングとデータ解析の2パターンで教えて欲しいってことですね。
この手の疑問は質問者さま以外にも、副業を目的にPythonを勉強しているなら、みんなが気になることだと思います。
なので、今回は僕が考える副業ができるレベルについて話していきたいと思います。
もしも、
- いずれは副業で稼いでみたいな…
- だいたい勉強したけど他に何したら良いんだろう…
- 最近Python学習のモチベーションが落ちてきたな…
このように考えていたら、ぜひ今回の話を聞いてみてください。それでは、さっそく内容に入っていきましょう!
Pythonを使った副業でどれくらいのスキルレベルが必要なのか?
先に結論からいうと、正直これは案件次第です。
ただ、それだと身も蓋もないので、
- ①スクレイピング
- ②データ分析
上記の場合に分けて話していきます。
スクレイピングの場合
スクレイピングであれば、依頼されているWebサイトで「求められている情報を抽出できるかどうか」が重要になります。
つまり、スクレイピングをお願いしたい人が、どんな情報を抽出したいのかによって必要なスキルレベルが変わるということです。
なので最初にお伝えしたとおり、「案件による」っていうのが結論の回答になります。
ただ、スクレイピングであれば、以下のサイトで過去にどんな依頼があったのか確認できます。
もし副業で必要なスキルレベルを知りたいなら、こういったサイトに掲載されている案件を使って、自分でスクレイピングしてみるのがベストです。
自分でやってみた結果、スクレイピングできたなら…、もっと勉強するんじゃなくて今すぐ案件を受注するための準備をしましょうって話になります。
これは大学受験と同じアプローチですね。まずは英単語とか世界史の基礎知識を学習して、そのあとで志望校の過去問を解いていたと思います。
それは志望校に受かるために、もっとも効果的な方法だったからですよね?であれば、スクレイピングを使った副業でも使わない手はないです。
ちなみに、大学受験でいうところの過去問になるUdemy講座を先日公開しました。
参考 : 【4つの実案件で学ぶ】Python Webスクレイピング完全パック | BeautifulSoup, Selenium
スクレイピングの基礎をゼロから学ぶだけでなく、過去に掲載されていた案件を使った演習問題を4つも収録した講座です。本当に過去問って感じですね(笑)
Udemyのレビューは星5コ中4.7とかなりの高評価です。Udemyの講義は、だいたい4.0〜4.3でも評価が高いですからね。
ちなみに、Pythonを使ったスクレイピング講座の中なら最高評価です!
もしスキルレベルに不安があれば、この講座を受講してみてください。
コードの書き方も勉強になると思うし、何より「これくらいのスキルで良いんだ」って安心材料になると思います。(反対に知らないことがあれば勉強になります…!)
データ分析の場合
まずデータ分析を使った副業は、ハードルが高いです。それには色々な理由があります。
- そもそも案件が出回っていない
- 案件があっても9割は経験者向け
- 必要なスキルセットが多すぎる
僕が以前に副業で請けていた案件は、完全に知り合い伝手でした。だから自分から応募して仕事を獲得したって感じではありません。
さらに、必要なスキルセットもスクレイピングの比ではないくらい多いです。
具体的に言えば、
- Pythonの基礎知識
- スクレイピングを使ったデータ収集のスキル
- Pandasを使ったデータ加工のスキル
- 機械学習の知識
- データ解釈能力
- 論理的思考力
などなど…、副業といえど本業の場合と必要になるスキルレベルは変わりません。
なので「ゼロからデータ分析で副業をやっていこう」みたいな発想はオススメできません。
それだと野球やったこともないけど、これから練習してイチローと同じ土俵で戦っていこうとしているようなものです。
データ分析のスキルは市場価値も上がるしぜひやって欲しいのですが、副業を目的にPythonを勉強しているならスクレイピングを選ぶべきですね!
ちなみに : Pythonを勉強するだけでは副業で稼げません
Pythonを含めたプログラミングに限らないですが、スキルを身につけただけでは稼げるようになりません。
そもそもスキルレベルだけで戦うのは、まったく得策ではありません。それだとGoogleで働くエンジニアとか、小さい頃からプログラミングをやっている人に勝てません。
スキルも必要ですが、それと同じくらい大事なのが「相手が何を求めているのか考えること」です。
例えば、スクレイピングを依頼している相手が、ランサーズのサイトで「急いで納品してくださる方優先」と書いていた場合、どちらを選ぶでしょうか?
- スキルレベルが高いけど、納品が3日後になる人
- スキルレベルはそこまでだけど、受注した次の日に納品完了できる人
おそらく後者を選びますよね。なぜなら依頼主のニーズは「スキルレベルの高い人」ではなく、「急な納品に答えてくれる人」だからです。
これ腑に落ちなければ、自分のことで考えてみてください。
例えば、14時からの打ち合わせがあって、いま13時30分。だけど、ちょっとお腹が空いてきた…。
こんなとき、飲食店に入るならどちらを選ぶでしょうか?
- 注文してからの提供が早い、吉野家や松屋などの牛丼屋さん
- 注文してから少し時間がかかるけど、健康的な定食を食べれる大戸屋
絶対に吉野家とか松屋などの牛丼屋さんを選びますよね。
なぜなら、30分後に打ち合わせがあって、栄養の問題を気にするより急ぐことを優先したいからです。
副業で案件を請けるも、これとまったく同じことが言えます。
- 提案してくれる人
- 急なお願いに答えてくれる人
- コミュニケーションコストの低い人
こんな感じで、依頼主によってニーズは違います。そこら辺を上手く汲み取れるようになると良いですね!
まとめ
というわけで、今回は「Pythonを使った副業でどれくらいのスキルレベルが必要なのか」について話してみました。
少し話が長くなってので最後にまとめておくと、
- スクレイピングの場合 : クラウドソーシングで掲載されている案件ができるレベル
- データ分析の場合 : 本業でデータ分析やっている人と同じレベル
ということになります。
データ分析は難しいですが、スクレイピングであれば十分に副業できます。(というか、やっている人います。)
なので、ぜひ勉強を継続していただけたらと思います!
もしもスキルレベルに不安があれば、ぜひ僕のUdemyも受講してみてください。
参考 : 【4つの実案件で学ぶ】Python Webスクレイピング完全パック | BeautifulSoup, Selenium
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P.S.
新しいことに挑戦するとき、自信を持てないのはみんな一緒です。それでも、副業で稼ぐ人がいるのは、単純に「やってみた」ってだけだと思っています。
特にパソコンを使った仕事の場合、実店舗の経営と違って、金銭的に損するわけではないですよね。
損しても電気代くらいなので、どんどんやってみましょう!そもそも、案件に応募したところで、100%お願いされるかすら分かりません…😅