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統計検定2級に合格したときの勉強法を公開【2019年11月最新】

統計検定2級 勉強方法 2019年11月合格
統計検定2級の受験を考えている人
統計検定2級の受験を考えている人
統計検定2級を受験したいんだけど、どうやって勉強したら良いんだろう。実際に合格した人の勉強法が知りたいな〜。

試験日まで時間がないから、できれば効率的に学習したい!

この記事では、上記のような悩みを解決していきます。

 

この記事の内容

  • 統計検定2級の勉強時間
  • 統計検定2級に合格したときの勉強方法
  • 統計検定2級の勉強でやらなかったこと

 

この記事を書いている僕は、2019年11月に統計検定2級を受験。全35問中29コ正解して、優秀賞で合格しました。

今回はそんな僕が『統計検定2級に合格するための、具体的な勉強方法』について紹介していきます。

 

統計学といえば、AI・機械学習のベースになる知識なので、統計検定の資格を持っておくメリットは大きいかなと(`・ω・´)!

この記事を読み終えれば、統計検定2級の具体的な勉強方法が分かり、短期間で合格を目指せるようになりますよ。

 

2019年11月合格 : 統計検定2級に使った勉強時間

統計検定2級 勉強時間

僕が統計検定2級に合格するために使った勉強時間は、合計で50〜70時間くらいでした。

詳しい内訳は、以下のとおりです。

  • 平日 : 1〜2時間
  • 休日 : 6〜8時間

 

僕の場合、勉強開始したのが試験日の3週間前でした。なので、計算すると以下の感じです。

  • 平日 : 1〜2時間 × 15日 = 15〜30時間
  • 休日 : 6〜8時間 × 6日 = 36〜48時間

これをトータルして、50〜70時間くらいになります。

※毎日正確に時間を測っていたわけではないので、ある程度の余裕を持たせた計算にしています。

 

ただ僕の場合は、大学時代に数学を専攻していたこともあり、”数学の基礎知識”に関しては復習しなくても大丈夫な状態でした。

もし数学の知識ゼロで学習を始めるのであれば、追加で以下の勉強時間が必要になるかなと思います。

  • 高校で学ぶ、微分積分の知識 : 20〜25時間
  • 高校で学ぶ、確率の知識 : 20〜25時間

なので初学者の場合は、トータルで100時間前後の勉強時間があると良いです。

毎日1時間ずつ勉強するなら約3ヶ月、2時間ずつの勉強なら1.5ヶ月くらいのスケジュールですね。

 

統計検定2級に、微分積分が必要な理由

それは、確率密度関数と累積分布関数の計算で使うからです。

 

「統計検定2級で微分積分を使った計算問題は、わりと出題されているな…」といった印象ですね。僕が受験した2019年11月も出題されました。

確率密度関数とか聞いても、今は意味不明だと思います。ただ、微分積分が必要になることだけ知っておけば良いかと(`・ω・´)!

 

統計検定2級に合格したときの勉強方法【4ステップで解説】

統計検定2級 勉強方法

以下の手順にて、学習を進めていきました。

  • STEP① : 統計WEBを、ひと通り読む
  • STEP② : 過去問を、1回分解いてみる
  • STEP③ : 統計WEBを、読みなおす
  • STEP④ : 過去6年分の試験問題を解く

「最小のインプット→アウトプット→足りない部分の肉付け→アウトプット」が基本方針です。

 

STEP① : 統計WEBを、ひと通り読む

 

最初に取りかかったのは、統計WEBを使った学習です。

こちらの統計WEBは、統計検定2級を受ける人なら、ほぼ全員使っているであろうサイトです。

統計検定2級で必要になる統計学の知識が、とても分かりやすくまとまっています。

 

個人的には、統計WEBを使えば参考書を準備する必要はないと思っています。それくらい、統計WEBは、よくまとまっていますね。

オンラインで閲覧できるので、いつでもどこでも持ち歩けますし、統計学の参考書を買うと3,000円くらいします。

なので、まずは統計WEBを使ってみて、自分に合わないと感じたら参考書を買う感じで良いかと。

 

最初は細かいことを気にせずに、一通り読み進めていきましょう。この段階では、完璧に理解する必要はないです。

 

統計検定2級の公式テキストについて

統計検定では、公式で出版しているテキストがあります。

ただ、これはぶっちゃけ不要で、、、理由は以下のとおりです。

  • 中身を見てみたら、分かりづらかった
  • 僕の主観ではなく、Amazonのレビューも悪評だった

公式テキストが分かりづらい原因は、たくさん文字を詰める形式で解説しているからだと思います。

統計学はイメージできないと、理解するのが困難になってくるので、こういった形式ばったテキストは使いづらいんですよね。

 

統計検定の人に怒られるかもしれないですが、お金もかかるし購入する必要ないですね(`・ω・´)!笑

 

STEP② : 過去問を、1回分解いてみる

 

統計WEBをひと通り読み終えたら、過去問を1回分解いてみましょう。

 

公式が出版している問題集

こちらを購入して、好きな年度月を選んで解いてみましょう。

おそらく、過去問を解いてみると4〜5割くらいで、まだまだ合格点には届かないはずです。

 

統計検定2級の合格には、公式発表では7割必要だと言われています。ただ、色々と調べてみると、6割と良いんじゃないかと言われており、、、あまり定かではないです。

 

もし、この時点で7割以上の問題を解けている場合には、STEP③ : 統計WEBを、読みなおすをスルーして、「STEP④:過去6年分の試験問題を解く」へ移りましょう。

ちなみに、僕自身も過去問を解いてみた結果、5割くらいで合格点に達していなかったのを覚えています、、、。試験日まで2週間くらいだったので、わりと焦っていた記憶です。

逆に言えば、最初は合格点に達していなくても、まったく問題ないです。最後まで諦めず勉強していきましょう。

 

過去問を解くときは、電卓を使いましょう

統計検定2級は「電卓の持ち込み可 & 電卓を使わないと解けない計算」があります。

ちなみに統計検定は、関数電卓の利用は不可です。ルートが付いている普通の電卓を準備して、電卓計算に慣れておく必要があります。

 

僕は、下の写真で載せているカシオの電卓を使いました。

カシオ 電卓 統計検定2級対応

しっかりとルートも付いてるし、僕はこれを使って試験当日も受験しました。どの電卓なら持ち込めるのか不安な方は、同じものを揃えておくのが無難かなと。

価格も1,200円くらいで、コスパ最強です。

 

STEP③ : 統計WEBを、読みなおす

 

過去問を解いて合格点に達していなかったら、統計WEBを読みなおしましょう。

そのとき、自分が「分からない」とか「苦手だな」と感じている部分をまとめるのがオススメです。

紙のノートでも良いですし、自分のブログやQiitaを使っても良いと思います。とにかく、苦手分野をまとめておきましょう。

 

たとえば、統計分野の区間推定・検定は、公式的に覚えようとすると紛らわしくなってきます。

※今は意味不明かもしれないですが、日本史の将軍たちみたいに、似たような知識がたくさん出てきます。

 

統計WEBを、完璧に覚える必要はないです

なぜなら完璧に覚えたとして、結局のところ問題を解けないと意味ないからですね。

 

なので、ノートまとめに時間を使いすぎず、アウトプットに注力しましょう。

実際、過去問を解いていたら分かってくることもあります。

 

STEP④ : 過去6年分の試験問題を解く(できれば2周)

 

あとは、過去問を解きまくりましょう。

過去6年分の試験問題を、可能であれば2回転やってほしいです。

僕の場合は、平日に1回分。休日に3回分の過去問を解いていました。

 

過去問を解いていると「自分はこの分野が明らかに弱いな〜」と分かってきます。

過去問を解くなかで発見したニガテ分野も、ノートにまとめておきましょう。

 

過去問は、復習が大事です

統計検定2級は、過去に出題されたのと似た問題がたくさん出題されます。

僕が合格した2019年11月の試験でも、過去に出題されたのと似た問題が、チラホラ見受けられました。

「あのとき、ちゃんと復習しておけば良かった〜」って状況が一番もったいないです。

しっかりと復習して、取りこぼしのないようにしておきましょう(`・ω・´)!

 

補足 : 統計検定2級で、出題頻度の高い問題

 

今はよく分からないかもしれないですが、この記事をブックマークして、あとで見返してみてください。

 

統計検定2級では、以下ジャンルの出題頻度が高いです。

  • 相関係数
  • 条件付き確率 / 乗法定理 / ベイズの定理
  • 抽出法 / フィッシャーの3原則
  • 統計量tを使う系の区間推定・検定
  • 母比率の区間推定・検定
  • 母比率の差の検定
  • 独立性の検定 or 適合度の検定(カイ二乗系です)
  • 重回帰分析

上記は、僕が過去6年分の問題を解いていて、出題頻度が高いと感じた分野です。

「統計量tを使う系の区間推定・検定」が少し雑ですが、要するに不偏分散を使って統計量を算出する区間推定および検定のことです。

 

攻略 : 区間推定、検定について

ぶっちゃけると、ほとんど下記の考え方で対応可能です。

  • Z : 母比率、母比率の差
  • カイ二乗 : 独立性、適合度
  • F : 等分散性
  • T : その他

本来であれば、母平均の区間推定・検定では、母分散が既知である場合には(不偏分散が不要なので)統計量Zを使います。

でも現実的に考えて、母平均が分からないのに母分散だけ既知なパターンって、そうそうないんですよね。

 

ということを踏まえると、上記の事実をおさえておくだけでも、区間推定および検定を理解しやすくなるかなと思いますね。

 

統計検定2級の勉強でやらなかったこと

統計検定2級 やらなかったこと

逆に、統計検定2級の合格に向けて”やらなかったこと”を書いていきます。

無駄な勉強をしていると、合格から遠ざかってしまいます。やらないことを決めるのが、戦略の始まりです。

 

やらなかったこと① : 赤本の学習

 

統計学の有名な本で、通称”赤本”こと「統計学入門」という書籍があります。

これを統計検定2級の学習で勧めている方もいるのですが、僕は勉強しませんでした。

なぜなら、統計検定2級の学習には、オーバースペックだからです。

 

もちろん学習するに越したことはないですが、この書籍は数学科の学部生に使われているくらい難しいです。

社会人で統計検定の受験を考えている場合、勉強時間が足りなくなります。この本を使った学習はパス推奨ですね。

 

やらなかったこと② : 参考書の購入

 

僕は参考書を統計WEBにしていたので、書籍を購入しませんでした。

過去問を解いてみると分かりますが、統計WEBに書かれている内容だけで、十分に試験合格レベルまで持っていけます。

 

もし参考書を購入する場合は、統計WEBが自分に合わないと感じてからで大丈夫です。

統計学でおすすめの参考書については、以下の記事にまとめています。

統計学 本 入門書
【入門書まとめ】統計学でおすすめの本5冊を数学科出身が紹介『統計学の勉強がしたいんだけど、おすすめの入門書はないかな...?自分のレベルに合った本を見つけられると嬉しいな!』このような悩みを解決できる記事になっています。統計学の入門書を探している人は必見です。...

難易度別で紹介しているので、統計学をはじめて学ぶ場合でも役に立つはずです。

 

やらなかったこと③ : 二限配置分散分析の学習

 

二限配置の分散分析については、学習しませんでした。

理由としては、過去6年分の過去問をやっていても、出題がなかったからです。

他の知識は満遍なく出題されていますが、これに関しては皆無だったので、思い切って切りました。

 

ちなみに、2019年11月試験でも、二限配置の分散分析は出題されなかったです。

とはいえ、余裕があれば勉強することをおすすめします。念には念を、ですね。

 

統計検定2級の合格必勝法は、とにかく過去問を解くのみ

 

というわけで、僕が統計検定2級に合格したときの勉強方法を紹介してきました。

色々と書いたのですが、結局のところ最も効果的なのは、「過去問を解きまくる」だと思います。

敵を知らなければ、敵を倒すことはできませんからね(`・ω・´)!

 

統計学の知識は、今後ますます必要とされるはずです。

今のうちから習得しておいて、キャリアアップを目指していきましょう(`・ω・´)!

おしまいです。

 

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