統計検定2級に合格したときの勉強方法を公開【2019年11月受験】

こんにちは、はやたす(@hayatasuuu )です。

統計検定2級の受験を考えているけど、どうやって勉強したら良いのか悩みますよね。

そこで本記事では「僕が統計検定2級に合格したときの勉強方法」を紹介します。

僕はこの記事に書いた方法で勉強し、全35問中29コ正解して優秀賞で合格しました。

この記事を読めば、統計検定2級の具体的な勉強方法が分かり、短期間で合格を目指せるようになりますよ!

論より証拠。
実際にこの記事を読んでくださった方が、統計検定2級に合格できたみたいです!

https://twitter.com/Aria3712001/status/1324991776487165952

また、YouTube動画でも解説しました。
空き時間にラジオ感覚で聞いていただけます!

目次

統計検定2級に使った勉強時間

僕が統計検定2級に合格するために使った勉強時間は、合計で50〜70時間くらいでした。

詳しい内訳は、以下のとおりです。

  • 平日 : 1〜2時間
  • 休日 : 6〜8時間

僕は勉強を開始したのが試験の3週間前からでした。

つまりトータルの勉強時間は以下になります。

  • 平日 : 1〜2時間 × 15日 = 15〜30時間
  • 休日 : 6〜8時間 × 6日 = 36〜48時間
  • トータル : 51〜78時間

※毎日正確に時間を測っていたわけではないので、ある程度の余裕を持たせた計算にしています。

ただ僕の場合は、大学時代に数学を専攻していました。
ゆえに微分積分などの”数学の基礎知識”は、復習しなくても大丈夫でした。

もし数学の知識ゼロで学習を始めるのであれば、追加で以下の勉強時間が必要になるかなと思います。

  • 高校で学ぶ、微分積分の知識 : 20〜25時間
  • 高校で学ぶ、確率の知識 : 20〜25時間

つまりトータルで「100時間前後」の勉強時間があると良いです。

毎日1時間ずつ勉強するなら約3ヶ月、2時間ずつの勉強なら1.5ヶ月くらいのスケジュールですね。

ちなみに、統計検定2級で微分積分が必要になる理由は、確率密度関数と累積分布関数の計算で使うからです。

「統計検定2級で微分積分を使った計算問題は、わりと出題されているな…」といった印象でした。僕が受験した2019年11月も出題されました。

確率密度関数とか聞いても、今は意味不明だと思います。
でも「微分積分が必要になる」ということだけ知っておいてください。

統計検定2級に合格したときの勉強方法【4ステップで解説】

僕は以下の手順にて、学習を進めていきました。

統計検定2級の勉強方法
  • STEP① : 統計WEBを、ひと通り読む
  • STEP② : 過去問を、1回分解いてみる
  • STEP③ : 統計WEBを、読みなおす
  • STEP④ : 過去6年分の試験問題を解く

「最小のインプット→アウトプット→足りない部分の肉付け→アウトプット」が基本方針です。

STEP① : 統計WEBを、ひと通り読む

最初に取りかかったのは、統計WEBを使った学習です。

こちらの統計WEBは、統計検定2級を受ける人なら、ほぼ全員使っているであろうサイトです。

統計検定2級で必要になる統計学の知識が、とても分かりやすくまとまっています。

個人的には、統計WEBを使えば参考書を準備する必要はないと思っています。それくらい、統計WEBは、よくまとまっていますね。

オンラインで閲覧できるので、いつでもどこでも持ち歩けます。
また、統計学の参考書を買うと3,000円くらいしますが、Webサイトだから無料で利用できます。

まずは統計WEBを使ってみて、自分に合わないと感じたら参考書を買いましょう。

統計WEBは、細かいことを気にせずに、一通り読み進めるのがオススメです。この段階で完璧に理解する必要はないです。

STEP② : 過去問を、1回分解いてみる

統計WEBをひと通り読み終えたら、過去問を1回分解いてみましょう。

こちらの過去問で、好きな年度月を選んで解いてみます。
おそらく過去問を解いてみると4〜5割くらいで、まだまだ合格点には届かないはずです。

統計検定2級の合格には、公式発表では7割必要だと言われています。でも色々と調べてみると、6割と良いんじゃないかと言われており…、合格基準はあまり定かではないです。

もし現時点で7割以上の問題を解けているなら、STEP③ : 統計WEBを、読みなおすはスルーしてください。

代わりに「STEP④:過去6年分の試験問題を解く」へ進みましょう。

ちなみに、僕が統計WEBを読んでから過去問を解いたときは5割くらいでした。試験日まで2週間しかないのに合格点に達しておらず、わりと焦っていましたね…。

言い方を換えると、2週間前まで合格点に達していなくても問題ないです。最後まで諦めず勉強していきましょう。

なお過去問を解くときは、しっかり「電卓」を使いましょう。
統計検定2級は「電卓の持ち込み可 & 電卓を使わないと解けない計算」があります。

本番に合わせて試験に準拠した電卓で、計算に慣れておく必要があります。

僕は、下の写真で載せているカシオの電卓を使いました。

カシオ 電卓 統計検定2級対応

試験当日もこれで受験しています。
どの電卓なら持ち込めるのか不安な方は、同じものを揃えておくのが無難です。

自分で選ぶ場合には、試験要項をしっかり確認してください。関数電卓の利用は不可です。

STEP③ : 統計WEBを、読みなおす

過去問を解いて合格点に達していなかったら、統計WEBを読みなおしましょう。

そのとき、自分が「分からない」とか「苦手だな」と感じている部分をまとめるのがオススメです。

紙のノートでも良いですし、自分のブログやQiitaを使っても良いと思います。とにかく、苦手分野をまとめておきましょう。

たとえば、統計分野の区間推定・検定は、公式的に覚えようとすると紛らわしくなってきます。

※今は意味不明かもしれないですが、日本史の将軍たちみたいに、似たような知識がたくさん出てきます。

[jin_icon_check color=”#0071BB” size=”20px”] 統計WEBを、完璧に覚える必要はないです

なぜなら完璧に覚えたとして、結局のところ問題を解けないと意味ないからですね。

なので、ノートまとめに時間を使いすぎず、アウトプットに注力しましょう。

実際、過去問を解いていたら分かってくることもあります。

STEP④ : 過去6年分の試験問題を解く(できれば2周)

あとは、過去問を解きまくりましょう。

過去6年分の試験問題を、可能であれば2回転やってほしいです。

僕の場合は、平日に1回分。休日に3回分の過去問を解いていました。

過去問を解いていると「自分はこの分野が明らかに弱いな〜」と分かってきます。

過去問を解くなかで発見したニガテ分野も、ノートにまとめておきましょう。

[jin_icon_check color=”#0071BB” size=”20px”] 過去問は、復習が大事です

統計検定2級は、過去に出題されたのと似た問題がたくさん出題されます。

僕が合格した2019年11月の試験でも、過去に出題されたのと似た問題が、チラホラ見受けられました。

「あのとき、ちゃんと復習しておけば良かった〜」って状況が一番もったいないです。

しっかりと復習して、取りこぼしのないようにしておきましょう(`・ω・´)!

補足 : 統計検定2級で、出題頻度の高い問題

今はよく分からないかもしれないですが、この記事をブックマークして、あとで見返してみてください。

統計検定2級では、以下ジャンルの出題頻度が高いです。

  • 相関係数
  • 条件付き確率 / 乗法定理 / ベイズの定理
  • 抽出法 / フィッシャーの3原則
  • 統計量tを使う系の区間推定・検定
  • 母比率の区間推定・検定
  • 母比率の差の検定
  • 独立性の検定 or 適合度の検定(カイ二乗系です)
  • 重回帰分析

上記は、僕が過去6年分の問題を解いていて、出題頻度が高いと感じた分野です。

「統計量tを使う系の区間推定・検定」が少し雑ですが、要するに不偏分散を使って統計量を算出する区間推定および検定のことです。

[jin_icon_check color=”#0071BB” size=”20px”] 攻略 : 区間推定、検定について

ぶっちゃけると、ほとんど下記の考え方で対応可能です。

  • Z : 母比率、母比率の差
  • カイ二乗 : 独立性、適合度
  • F : 等分散性
  • T : その他

本来であれば、母平均の区間推定・検定では、母分散が既知である場合には(不偏分散が不要なので)統計量Zを使います。

でも現実的に考えて、母平均が分からないのに母分散だけ既知なパターンって、そうそうないんですよね。

ということを踏まえると、上記の事実をおさえておくだけでも、区間推定および検定を理解しやすくなるかなと思いますね。

統計検定2級の勉強でやらなかったこと

統計検定2級 やらなかったこと

逆に、統計検定2級の合格に向けて”やらなかったこと”を書いていきます。

無駄な勉強をしていると、合格から遠ざかってしまいます。やらないことを決めるのが、戦略の始まりです。

やらなかったこと① : 赤本の学習

統計学の有名な本で、通称”赤本”こと「統計学入門」という書籍があります。

これを統計検定2級の学習で勧めている方もいるのですが、僕は勉強しませんでした。

なぜなら、統計検定2級の学習には、オーバースペックだからです。

もちろん学習するに越したことはないですが、この書籍は数学科の学部生に使われているくらい難しいです。

社会人で統計検定の受験を考えている場合、勉強時間が足りなくなります。この本を使った学習はパス推奨ですね。

やらなかったこと② : 参考書の購入

僕は参考書を統計WEBにしていたので、書籍を購入しませんでした。

過去問を解いてみると分かりますが、統計WEBに書かれている内容だけで、十分に試験合格レベルまで持っていけます。

もし参考書を購入する場合は、統計WEBが自分に合わないと感じてからで大丈夫です。

統計学でおすすめの参考書については、以下の記事にまとめています。

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難易度別で紹介しているので、統計学をはじめて学ぶ場合でも役に立つはずです。

[jin_icon_check color=”#0071BB” size=”20px”] 統計検定2級の公式テキストについて

統計検定では、公式で出版しているテキストがあります。

ただ、これはぶっちゃけ不要で、、、理由は以下のとおりです。

  • 中身を見てみたら、分かりづらかった
  • 僕の主観ではなく、Amazonのレビューも悪評だった

公式テキストが分かりづらい原因は、たくさん文字を詰める形式で解説しているからだと思います。

統計学はイメージできないと、理解するのが困難になってくるので、こういった形式ばったテキストは使いづらいんですよね。

統計検定の人に怒られるかもしれないですが、お金もかかるし購入する必要ないですね(`・ω・´)!笑

やらなかったこと③ : 二限配置分散分析の学習

二限配置の分散分析については、学習しませんでした。

理由としては、過去6年分の過去問をやっていても、出題がなかったからです。

他の知識は満遍なく出題されていますが、これに関しては皆無だったので、思い切って切りました。

ちなみに、2019年11月試験でも、二限配置の分散分析は出題されなかったです。

とはいえ、余裕があれば勉強することをおすすめします。念には念を、ですね。

統計検定2級の合格必勝法は、とにかく過去問を解くのみ

というわけで、僕が統計検定2級に合格したときの勉強方法を紹介してきました。

色々と書いたのですが、結局のところ最も効果的なのは、「過去問を解きまくる」だと思います。

敵を知らなければ、敵を倒すことはできませんからね(`・ω・´)!

統計学の知識は、今後ますます必要とされるはずです。

今のうちから習得しておいて、キャリアアップを目指していきましょう(`・ω・´)!

おしまいです。

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