[chat face=”komatta_man2.png” name=”AI・機械学習で使われる数学を学習したい人” align=”left” border=”gray” bg=”none”]AI・機械学習で使われる数学を学習したいから、おすすめの本が知りたいな。
できれば現役のデータサイエンティストが教えてくれると嬉しいな。[/chat]
この記事では、上記のような悩みを解決していきます。
AIで使われる数学を学習したいと考えたとき、「いったい、どの本を使ってベンキュおすれば良いんだろう」と感じたことはありませんか?
最近だと、AI・機械学習の流行に連れて、中身のロジックを知るための数学本が、たくさん発売されています。
なので、優良な本・書籍を選べば、間違えなくAI・機械学習で使われる数学の知識を身につけられます。
でも、
- どの本・書籍が良いんだろう?
- 自分のレベルに合った本や書籍はどれだろう?
- どの順番で本・書籍を学習していけば良いんだろう?
といった疑問をお持ちですよね。
そこで、この記事では「AI・機械学習に使われる数学の学習本3選」を、現役データサイエンティストの視点から紹介していきます。
あまり数学を勉強したことがない人に向けて書いているので、初学者の参考になるはずです。
AI・機械学習に使われる数学の学習本3選【現役がレベル別で紹介】
これから紹介する3冊のうち、いずれかを選択すればOKです。
おすすめ① : ディープラーニングがわかる数学入門
あまり数学を勉強したことがなく、図解多めの書籍が良いなら、『ディープラーニングがわかる数学入門』がおすすめ。
こちらの書籍は、ふんだんに図解が使われていて、非常に読みやすいのが特徴です。
僕自身、元々数学科にいたのですが、研究室の教授が買ってきてくれて、こちらの本を使いました。
プログラミング経験がなくても、Excelを使った機械学習の計算を演習できるので、新しくPythonを学ばなくても実装しながら数学を勉強できます。
また、扱っている機械学習モデルは、ニューラルネットワークや畳み込みニューラルネットワーク。
これらは、ディープラーニングの礎になっている知識なので、「流行りの機械学習 + 数学」をまとめて学べるようになっています。
ディープラーニングに興味があるなら、間違えないですね。
おすすめ② : 人工知能プログラミングのための数学がわかる本
とにかく分かりやすさを重要視するのであれば、『人工知能プログラミングのための数学がわかる本』が良いかと。
※ちなみに、Kindleの方が安いです。
こちらの書籍は、人工知能に特化したプログラミングスクールAidemy
を運営している、石川さんが書かれた本です。
スクールを運営している人が書いているので、「分かりやすさ」はトップクラスですね。
そもそも数学の本には、理解させる気がないくらい、分かりにくい本が存在します。
頭の良い教授が書いていて、これくらい分かるだろうといった威圧感を感じる本です。
もちろん需要がないわけではないですが、数学の初学者にとっては難しすぎますからね。
ハズレくじを選ばずに数学の学習をしたい方は、『人工知能プログラミングのための数学がわかる本』を選んでおけば間違えないですね。
おすすめ③ : やさしく学ぶ ディープラーニングがわかる数学のきほん
絵本とかマンガを読む感覚で数学を学びたい方は、『やさしく学ぶ ディープラーニングがわかる数学のきほん』がおすすめ。
今まで紹介した2冊との違いが、機械学習に使われる数学が会話形式で紹介されていること。
マンガを読む感覚で数学をおさえられるので、「読みやすさ」は圧倒的ですね。
もちろん読みやすいだけでなく、AIで使われる数学の知識は、しっかりとおさえられるようになっています。
AI・機械学習で使われる数学を、本で学習する前に知っておくべきこと
結論、本よりも動画を使って学習するべきです。
数学でおすすめの動画教材
以下の2つを使って、AI・機械学習で使われる数学を学習していきましょう。
大前提ですが、機械学習を実装するだけなら、数学は必要ありません。
Pythonの知識とフレームワークだけ使えれば完結です。
では、なぜ数学を学ぶのかといえば、機械学習がどういう仕組みなのか知るためですよね。
つまり、ブラックボックスのままにしないで、機械学習の中身(=数学)をしっかりと解説しているのが、【キカガク流】初級編と【キカガク流】中級編です。
真理 : 本より動画の方が分かりやすいです
僕が思うに、0から1を学習するには、本より動画の方が向いています。
純粋に分かりやすいってのもありますが、人間は五感をフルで使った方が覚えが良いんですよね。
- 本で学習 : 視覚
- 動画で学習 : 視覚・聴覚
以上のように、動画だと視覚だけでなく、聴覚も使うので習得が早くなります。
数学の勉強をゼロから始めるなら、間違えなく習得に苦労するはず。
あまり苦労が続くと、せっかくやる気を出して勉強しようと思ったのに、挫折してしまう可能性がありますからね。
最初のステップは、本ではなく動画を使って学習していきましょう。
さらに : 本より動画の方が安いです
本だと1冊で3,000円くらいしますが、Udemyの動画だと1本1,200〜1,400円くらいです。
つまり、動画の講義を2本買っても、本より安く済みます。
もちろん、まずは1つだけ購入して様子見してみるのもOK。
この記事で紹介している2つの講座は、
のように、初級編から学習することが想定されています。
なので、まずは『【キカガク流】人工知能・機械学習 脱ブラックボックス講座 – 初級編 –』から入門してみましょう。
まとめ : 数学の基礎学習はサクッと終わらせて、発展的な勉強をしよう
というわけで、AI・機械学習に使われる数学の本・動画を紹介してきました。
本を使って勉強するのも良いですが、まずは動画を試していただけると良いかと。
動画なら、挫折せずに数学を学べますよ。
それに、基礎学習はサクッと終わらせて、「機械学習の実装」や「発展的な統計学」を早く学ぶべき。
基礎は大事ですが、結局のところ実務で使うのは機械学習の実装や、結果解釈するために必要な統計学の知識なので。
それでは、この辺で。
皆様が、楽しく数学を勉強できますように。
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