PancakeSwap(パンケーキスワップ)のファーミングで資産運用してみたい!
ファーミングのやり方を、誰か分かりやすく教えてくれないかな…
そんな悩みや疑問を解決します。
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングする方法
- 運用編:ファーミングの設定後にやるべきこと
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングするリスク
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)のファーミングでおすすめの通貨ペア
ファーミングのやり方だけでなく、リスクやおすすめの通貨ペアについても解説しました。
この記事を読めば、PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングして、誰でも資産運用できるようになりますよ!
ステーキングのやり方
「ファーミング」ではなく「ステーキング」に興味がある人は、以下の記事を参考にしてみてください。
PancakeSwapの始め方・使い方
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を使う準備ができていなければ、以下の記事で始め方を確認してくださいね。
管理者プロフィール
以下の実績や経験を持つ僕が記事の執筆・監修をしています!
- 暗号資産取引所Zaifでメディア出演(詳しくはこちら)
- 東証1部上場の金融企業で勤務経験
- 身銭を切ってDeFiやNFTゲームをリサーチ
なおDeFiを利用するには、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。
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PancakeSwap(パンケーキスワップ)のファーミングとは?
ファーミング(ファーム)では2つの仮想通貨を預けることで、報酬として「CAKE」を獲得できます。
パンケーキスワップのような分散型取引所(DEX)では、みんなが仮想通貨を交換できるように、通貨をペアで預ける(=流動性を提供してくれる)人が必要です。
とはいえ、タダで仮想通貨を預けてくれる人はいません。
そのため、PancakeSwapは資産を預けてくれた人に対して、独自の仮想通貨「CAKE」を支払っているわけです。
仮想通貨といえばチャート爆上げですが、ファーミング(=流動性提供)は「コツコツ稼ぐ」方法で、株でいうと配当みたいなものですね!
【簡単4ステップ】PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングする方法
PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングするには、以下の4ステップです。
- 預ける通貨ペアを決める
- 通貨を準備する
- 流動性を提供してLPトークンを取得する
- LPトークンをステーキングする
意外とかんたんなので、不労所得をゲットするために頑張っていきましょう!
手順①:預ける通貨ペアを決める
まずは画面上部の「獲得」から「ファーム」を開きます。
パンケーキスワップでファーミングするときは、毎回この画面から始めることになります。
ここで預ける通貨ペアを選びましょう。
並び替えを「流動性」にすると、資産が多く預けられているプールを確認できます。
「資産の預け入れが多い = 人気な通貨ペアである」ということです!
流動性が少ないと引き出せなくなる可能性があるので、以下で表示されている通貨ペアから選ぶようにしましょう。
本記事では上から2つ目の「BUSD-BNB」を選択します。
手順②:通貨を準備する
通貨ペアを選んだら、必要なコインを準備しましょう。
前提として、ファーミングでは2つの通貨を1:1で預けます!
たとえば「BUSD-BNB」を100ドルで運用するなら、50ドル分のBUSDと50ドル分のBNBが必要ということです!
50ドル分のBUSDを入手するには、交換先を指定すれば簡単にスワップできます。
はじめてパンケーキスワップを使うなら「BNB」しか持っていないと思うので、上と同じようにして必要なコインを入手してください!
CAKE-BNBを運用する場合
CAKE-BNBのようにステーブルコインを含まないときは、以下の手順で通貨を準備しましょう。
- 運用したい金額を決める
- ①に相当するBNBの枚数を調べる
- ②の半分だけCAKEに交換する
たとえば1BNB = 5万円のときに、10万円を運用するなら以下になります。
- 運用したい金額を決める:10万円
- ①に相当するBNBの枚数を調べる:2BNB
- ②の半分だけCAKEに交換する:1BNBをCAKEに交換する
BNBの価格は毎秒変わるので、以下を参考にしてください。
スワップの使い方
以下の記事でスワップの使い方を詳しく解説しています。よかったら参考にしてください。
»参考:PancakeSwapの使い方:Swap(スワップ)
手順③:流動性を提供してLPトークンを取得する
通貨を準備できたら、次に流動性を提供してLPトークンを取得します。
流動性を提供する(ファーミングで仮想通貨を預ける)と発行される預かり証(レシート)のこと。
大学生が学生証を保有するように、流動性を提供すると証明書としてLPトークンを貰います。
DeFiに触れるなら頻繁に登場する言葉なので、このタイミングで覚えておきましょう!
「BUSD-BNB」で流動性を提供するには、まず「BUSD-BNB LPを取得」をクリックします。
ここで「流動性の追加」をクリック。
流動性を提供する通貨の枚数を入力します。
片方の枚数を決定すれば、もう片方の枚数も1:1になるように自動で入力されます。
入力内容に問題なければ、「供給」をクリックします。
確認画面が表示されるので、「サプライの確定」をクリックしましょう。
メタマスクのポップアップが表示されたら、「確認」をクリックしてください。
以下のように「取引を送信しました」と表示されれば、LPトークンの取得が完了です!
いま提供した流動性は、「トレード」の「流動性」から確認できます。
自分が提供したBUSD-BNBが反映されていますね!
これで流動性は提供できました!
手順④:LPトークンをステーキングする
あとは報酬をもらうためにLPトークンをステーキングしましょう。
まずはファームの画面に戻って、「有効にする」をクリック。
メタマスクのポップアップが表示されるので、「確認」をクリックしてください。
するとLPトークンをステーキングできるようになります。
「LPをステーキング」をクリック。
ここで預け入れるLPトークンの枚数を入力できます。
LPトークンは持っていても仕方ないので、「最大」を選択して「確定」をクリックしましょう。
メタマスクのポップアップが表示されたら、「確認」をクリックします。
LPトークンのステーキングが完了すると、以下のようにCAKEの収穫や、LPトークンの追加・解除ができるようになります。
あとからCAKEを収穫するときは、ファーム一覧で「ステーキングのみ」を選択すると便利です。
これでファーミングを開始できました!
あとは報酬がザクザクするまで放置するだけです!
運用編:ファーミングの設定後にやるべきこと
ファーミングを設定できたら、運用中にやることは2つだけです。
- 利回りの収穫(ハーベスト)
- ファーミングの解除
それぞれ解説しますね。
運用編①:利回りの収穫(ハーベスト)
報酬が貯まってきたら、CAKEを収穫(ハーベスト)しましょう!
そのためにはファームで「収穫」をクリック。
あとはメタマスクのポップアップで「確認」を選択するだけです。
ただし報酬を受け取るにはガス代(=手数料)が発生します。
「CAKE」は価格が下落しやすいので、こまめに収穫するようにしましょう。
運用編②:ファーミングの解除
「運用をやめたい」と思ったら、ファーミングを解除しましょう。
以下の記事でファーミングの解除方法を詳しく解説したので、運用をやめるとき参考にしてみてください。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングするリスク
PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングするリスクは以下の3つです。
- インパーマネントロス
- 利回り変動リスク
- ハッキングリスク
自分の大切な資産を守るためにも、しっかり確認しておきましょう!
リスク①:インパーマネントロス
ファーミングの代表的なリスクは、インパーマネントロス(変動損失)です。
インパーマネントロスとは、ざっくりいえば「ファーミングして仮想通貨を増やそうとしているのに、ガチホしているときよりリターンが小さくなる」ことです。
たとえば、100万円を年利10%の「BUSD-BNB」でファーミングするとします。
- BUSD:50万円
- BNB:50万円
- 合計:100万円
1年間運用すれば、年利10%なので10万円が増える計算です。
一方でファーミングせず、100万円のBNBをガチホして1年後に20万円値上がりすると、運用するよりホールドしたほうがパフォーマンスが良くなります。
これが「インパーマネントロス(変動損失)」です!
細かい仕組みは省略しますが、通貨ペアの「片方だけ」が価格変動すると、以下のようにリターンが減ります。
- 1.25倍の価格変動 = ガチホと比較して0.6%の損失
- 1.50倍の価格変動 = ガチホと比較して2.0%の損失
- 1.75倍の価格変動 = ガチホと比較して3.8%の損失
- 2倍の価格変動 = ガチホと比較して5.7%の損失
»参考:Uniswap: A Good Deal for Liquidity Providers? | by Pintail | Medium
つまり「BUSD-BNB」であれば、「BNBが2倍になるんだったら、ガチホしないと5.7%損ですよ」という意味になります。
インパーマネントロスは、価格が両方とも「上がる」「下がる」「変わらない」通貨ペアを選ぶことで対策できます。
たとえば「USDT-BUSD」など、ステーブルコイン同士の通貨ペアを選ぶと良いです!
リスク②:利回り変動リスク
ファーミングで表示される利回りは、あくまで預入時点のものになっています。
たとえば「CAKE-BNB」でファーミングすると、本記事の執筆時点で「年利19.59%」と表示されます。
これは「いまCAKEとBNBを預けると1年後に19.59%増える」という意味です。
もし預けている途中で報酬として支払われるCAKEの価格が下落すると、それだけ実際に受け取れるリターンが小さくなります。
また表示されている利回りは、毎秒・毎時間ごとに変化しています。
だから1年後にピッタリ19.59%増える可能性は極めて低いです!
リスク③:ハッキングリスク
DeFiサービスにはハッキングリスクがあります。
パンケーキスワップは過去にハッキングを受けたことがありませんが、今後どうなるか分かりません。
僕もわりと安心して使っていますが、ハッキングに遭う可能性もゼロではないので、一緒に気をつけていきましょう!
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のファーミングでおすすめの通貨ペア
最後にファーミングでおすすめの通貨ペアを紹介します。
結論からいうと、以下の流動性が多い通貨ペアを選ぶのがおすすめです。
なかでも以下の通貨ペアを選ぶのが良いと思います。
- CAKE-BNB
- BUSD-BNB
- USDT-BUSD
それぞれの特徴を紹介していきますね!
※なお、ここで紹介する「おすすめ」は投資助言ではありません!自己責任の範囲で投資してください!
おすすめ①:CAKE-BNB
「CAKE-BNB」は、パンケーキスワップの中で最も人気な通貨ペアで、ハイリスク・ハイリターンで利回りを狙いたい人向けです。
高い年利が出る通貨ペアは、だいたい名前の知れてない草コインで構成されています。
「MHUNT」とか聞いたことないですね…(^^;;
でも「CAKE」は、時価総額ランキングで100位以内に入っているし、BSCでNo.1の分散型取引所「パンケーキスワップ」の仮想通貨です。
言い表すのが難しいですが、この”草コインすぎない”感じが、「CAKE」が人気な理由なんだと思います。
おすすめ②:BUSD-BNB
次におすすめなのが、片側がステーブルコインの「BUSD-BNB」です。
BNBに将来性を感じている人には、特におすすめできる通貨ペアですね!
なぜなら、ファーミングを解除するときのデメリットがなくなるからです。
ファーミングで預けた通貨は、他のユーザーが仮想通貨を交換するときに使われます。だから預け入れたときと、引き出したときでは仮想通貨の枚数が変わっています。
たとえば「BUSD-BNB」であれば、相場が下落しているときはBNBを売って、BUSDを買いたい人が増えます。
するとファーミングを解除するとき、BNBの枚数が増えて返ってきます↓
- 相場が下落する
- BNBを売りたい人が増える
- 自分が預けた「BUSD-BNB」からBUSDを取ってBNBに交換される
- 自分の手元にはBNBが増える(BUSDは預け入れ時より減っている)
相場が盛り上がっていれば、BNBを欲しがる人が増えるので、逆にBUSDが増えて返ってきます。
「CAKE-BNB」のように両方とも価格が変動する通貨ペアだと、基本的には弱い通貨である「CAKE」が増えて返ってくる可能性が高いです。
でも「BUSD-BNB」なら、BUSDはステーブルコインだし、BNBは将来性を感じているコインなので、どちらが増えて返ってきても嬉しい状態を作れます。
おすすめ③:USDT-BUSD
最後におすすめなのが「USDT-BUSD」です。
「USDT-BUSD」は両方ともステーブルコインなので、インパーマネントロスを気にする必要がありません。
表示されている利回りをシンプルに受け取れるので、余計なことを気にせず運用したい人は「USDT-BUSD」を選びましょう!
ステーブルコインの運用なら、Bybitステーキングがおすすめ
ただし、ステーブルコインを運用するなら、Bybitステーキングが良いと思います。
なぜならパンケーキスワップより利回りが高いからです。
USDTやUSDCであれば、4.25%以上の利回りを期待できます。
それにBybit(バイビット)は運営元がいる取引所のため、パンケーキスワップよりリスクが低いです。
口座開設するだけで使えるので、手軽に資産運用したいならBybitステーキングを使いましょう。
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※登録方法が分からないときは、Bybitで口座開設する方法を参考にしてみてください。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のファーミングでよくある質問(FAQ)
最後にPancakeSwap(パンケーキスワップ)のファーミングでよくある質問に回答していきます。
ファーミングとステーキングの違いは?
ファーミングとステーキングの違いは、以下のとおりです。
- ファーミング:2つの仮想通貨を預けてCAKEをもらう
- ステーキング:1つの仮想通貨(CAKEなど)を預けてCAKEをもらう
PancakeSwap(パンケーキスワップ)での運用は、
ファーミングでCAKEを稼ぐ → ファーミングで稼いだCAKEをステーキングする
という流れが多いですね。
ステーキング(プール)のやり方は?
ステーキング(プール)のやり方は、以下の記事で解説したので、よかったら参考にしてみてください。
»参考:PancakeSwap(パンケーキスワップ)ステーキング(プール)のやり方
ファーミング報酬を収穫するタイミングは?
運用する金額によりますが、週1くらいが良いと思います。
もし運用する金額が小さければ、月1程度でも大丈夫です。
1回の収穫に10円程度のガス代が発生するので、手数料負けしないように運用しましょう。
まとめ:ファーミングでコツコツ資産を増やそう!
というわけで、この記事では「PancakeSwap(パンケーキスワップ)でファーミングする方法」を解説しました。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、NFTゲームやDeFiを触るなら必須のサービスです。
今のうちにパンケーキスワップの使い方をマスターしましょう!
ここで少額でも良いから触ってみる人は、やっぱり儲かってる人が多いですよ!
なお、仮想通貨の送金で使うビットバンクの口座開設は、審査が完了するまでに時間がかかります。
そのため今すぐDeFiを始めなくても、先に3分で登録だけしておきましょう。
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PancakeSwapの利用とあわせて、今のうちにビットコインを0円でゲットしておきましょう!
PancakeSwapの始め方・使い方
PancakeSwapを始めるなら、以下の記事が参考になります。